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柳沢恵理奈の新世代ネットライフ応援ブログ

神奈川県立高校143校N2035未来像

平成22年1月17日
柳沢 恵理奈

リーマンショック、ドバイショックなどと立て続けに急襲した不況の昨今、神奈川県立高校143校の25年後の未来像が、おのずと見えてきている。
神奈川県立高校を1校維持するのには、アジア・アフリカ・ラテンアメリカ独立国1国のGDPを押さえるより大変なことであり、今後も、このような価値は変えがたい。
恵理奈としても、神奈川の143の学校名が2035年までに1校でも多く伝わるよう、頑張りたい。

・校舎は、補修費さえ満足に叩き出せないのが現状であるが、引き続き、県、国、民主党政権、生徒、PTAなどから補修費を叩き出し、大事に使っているであろう。

・県立高校野球部は、約70〜80年ぶりに夏の甲子園出場の正夢を叶えるであろう。

・卒業生から、ASEAN和平に貢献する人材を輩出しているであろう。

・インターネット、ブログなどの媒体を利用し、「神奈川県立高校は、こんなにメチャクチャ素晴らしいんだ!!」と長所を伝えているであろう。

現状では、横浜地区では、9組の統合の影響で、多くては、1学年9〜10学級を抱えるマンモス学校も増加傾向にある。 また、高校ごとの出身中学も、市内のほぼ全中学名が名を連ねている。
追伸、港北区内某校の文化祭を訪問したが、学級規模以上に活気にあふれていて、追憶に残ってて楽しかった。
また、川崎地区も、22年度は、8学級を受け入れる予定の高校が多く、これは、川崎市立中学校区教育会議の努力の賜物である。
今後も、10年後は、県内公立中学卒業予定者数が6万を割ることはまずなく、他都道府県の少年少女が、地域情勢に失望して、神奈川に泣き入れると思われる、不確定情報もある。

(旧18学区内の)全日制普通科高校の現状のだいたいの比較イメージを、16年度総合学科高校など整備後6年の検証に基づき、下記のように簡潔にまとめてみた。

学校の特色と現状 卒業生の主な進路
A校 難関試験を勝ち抜いた生徒の期待任せだが、入学当初からもうセンター試験にスタンバらないといけないのが現状。 有名私学との激しい競争の中、すべり止めを受けざるを得なくなり、また、数割浪人が出る場合もある。
B校 国公立・早慶合格者が若干出てくればと期待し、それに相応すべくのハイレベルなカリキュラムを用意している。 国公立・早慶合格者も若干出れば、中堅私立大学合格者も多い。
C校 部活動の発展や、私立大学合格対応カリキュラム用意などに力を入れ、生徒のニーズに相応する大学進学プランを提案している。 主に中堅私立大学合格者が多い。
D校 大学・専門学校などの多様な進路情報を提供し、生徒にきめ細やかな刺激を与えて、多様な進路意識を醸成している教育を実施している。 また、専門コースを設置し、高校教育の段階から特殊な技能のスペシャリスト育成に取り組んでいる。 個々の進路ニーズに応え、主に大進・専門学校進学などが多い。
E校 (神奈川県立高校教育用語)7クラス9展開を実施し、情報など特色ある科目を用意し、生徒の個性の伸長に努めている。 任意で大進、または、専門学校進学・就職など、目的意識のハッキリした進路に進んでいる。
F校
(総合学科)
多種多様のカリキュラム・選択科目などを用意し、生徒の多様な学習ニーズに応えている。 目的意識のハッキリした就職、大進、専門学校などの進路に進んでいる。
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