2・23

2003・3・22

第3試合 プラチナティアラチャンピオンシップ選手権
女王 小池流奈×挑戦者 柳沢恵理奈

まずは挑戦者恵理奈がふてぶてしい表情で入場。徹底的に潰すためには凶器使用を辞しない構えだったが、
表立った動きはなく、すぐにリングイン。
つぎに女王流奈が入場。女王にふさわしく凛とした構え。
と、その時恵理奈が流奈にいきなりラリアート1発。倒れこむ流奈の顔面を踏みつける。
ドレスを脱ぎリンコス姿の恵理奈の手元にはチェーンが。ドレスの中に隠し持っていた。
「あたしの尊敬する千香子姉さんはそんなもん望んでない!」と言い、
恵理奈は流奈の首元をチェーンでグルグル回し、流奈ごとリング下へ。
このとき既にノーコンテストを告げるゴングが。それもお構いなしと恵理奈はチェーン巻きの
流奈ごと2階へ。そして流奈を2階から突き落とそうとする。

幸い下には関係者がマットを敷いたため流奈は怪我はないものの試合続行は不可能。
しかし流奈は「恵理奈さん、いや恵理奈!アタシがこのタイトルにふさわしいかやってやるぞ!」と表明。
リンコス姿となり早くも対決姿勢に。

試合は荒れに荒れた。試合うんねんではなく恵理奈の暴走で前半は恵理奈ペース。
再びチェーンでグルグル巻きにし椅子攻撃、さらにはゴングの木槌で流奈の額を割らせる。
リング上では流奈が反撃を見せるも、恵理奈は得意のダブルアームで返す。
しかし流奈は女王のレスリングにふさわしい試合をした。
10分過ぎまずはバックドロップで反撃のきっかけを掴む。
恵理奈得意のダブルアームスープレックスをフックを外さずに3連発。
お返しといわんばかりに恵理奈もダブルアームバスターを炸裂し、リングサイドに置いたパイプ椅子で
流奈にめがけた時に流奈がその椅子を奪い、恵理奈にヒット。
恵理奈がふらついた時に流奈が椅子を踏み台にシャイニング・ウィザードを炸裂。
そのまま体固めに持ち込みフィニッシュ。
○小池流奈(18分15秒シャイニングウィザード→体固め)柳沢恵理奈●

第2試合 タッグマッチ 60分1本勝負
土岐忍・綾瀬きらら×蓑田理恵子・穂積香奈子

先鋒はきららと香奈子。接近戦に持ち込みたい香奈子に対しきららはインサイドで対抗。
我慢できなかった香奈子がきららに対し顔面エルボーを放つ。これに対しきららはアームホイップで対抗。
先に勝負に出たのはきらら。5分過ぎにタイガースープレックスで勝負に出るも流石に返される。
香奈子からタッチをした蓑田がきららに打撃で勝負に出、きららも忍にタッチ。
その後は一進一退が続き、12分過ぎ忍が香奈子にスプラッシュ・マウンテンでフォールを奪おうとするが、ロープに足が。
ここで香奈子が忍に対しローリングソバットの連発。またカットしようとするきららに対しジャンピングニーパットを顔面に炸裂し、
きららを場外へ落とす。
そしてタッチした蓑田が必殺の理恵子ハンマーを忍に披露しフィニッシュ。
試合後忍が香奈子に対しシングルでの対戦をアピール。これに対し香奈子が軽くあしらう。
どうやら土岐忍・穂積香奈子の抗争が起こりそうな予感が。
綾瀬きらら・●土岐忍(25分6秒理恵子ハンマー)蓑田理恵子○・穂積香奈子


第1試合 シングル
嵐山凛香×入江奈美

序盤は体格に勝る入江のペースに。しかし入江のヒップアタックが勝負を左右する結果になった。
ヒップアタックでフォールを獲ろうとした入江だったが、フォール体勢時のヒップの場所が凛香の顔面に。
屈辱的な場所でフォールを奪われそうになった凛香がフライングニールキックなどの空中殺法で反撃に。
空中殺法に柔道技をカバー。一本背負いから袈裟固めに入り奈美のスタミナを奪う。
奈美もコンビネーションキックで対抗したものの、凛香の勢いに飲まれたか。
最後はフィッシャーマンズスープレックスでフォール。
○嵐山凛香(15分21秒 フィッシャーマンズスープレックス)入江奈美●
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